アレルギー
アレルギー
■気管支喘息や花粉症はご相談ください
当クリニックでは、アレルギー物質によって引き起こされる気管支喘息や花粉症などの診療をしています。
■初診に際して
初めてアレルギーについて受診される方は、下記のような「メモ書き程度で良いので」準備していただくと、診療がスムーズに進みます。
- 初めて症状が出た時期
- 症状の具体的な内容
- 症状が出たきっかけ
- ペットの有無
- その後の症状の経過
- これまでにかかった医療機関(検査の結果、使用した薬)
- 家族にアレルギー患者がいるかどうか
- 喫煙者の有無 など
■アレルギー科で扱う代表的な疾患
■気管支喘息
気管支喘息は、空気の通り道である気道が炎症などで狭くなることによって、喉が「ゼーゼー・ヒューヒュー」と鳴ったり、せきや痰が出て呼吸が苦しくなったりする病気です。朝や夜寝る時など、一定の時間に症状が現れる、あるいはせきが止まらなくなるような場合は、アレルギーによる疾患の可能性もあります。
気管支喘息では、アレルギーを引き起こす原因物質である埃やダニ、ペットの毛などが体内に入り、気管支でアレルギー反応を起こします。風邪やストレスが刺激となって、症状がひどくなるケースもあります。
治療としては、抗原回避(アレルゲンを排除する環境整備)をし、喘息治療薬を適切に用います。喘息の治療薬には、発作を予防するために定期的に使う長期管理薬(コントローラー)と、発作が起きた時に使用する薬の2種類に分けられます。
■花粉症(アレルギー性鼻炎)
花粉症とはアレルギー性鼻炎の一種で、植物の花粉が原因となって、目の痒み・異物感・充血、涙、立て続けのくしゃみ、鼻みず、鼻づまり、などの症状を引き起こします。
治療は、抗原回避(アレルゲンを近づけない環境整備)と薬物療法を中心に進めます。
薬物療法には、主に下記のような方法があります。
内服薬 |
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花粉の飛散が始まる2週間前(症状の出る前)から飲み始めます。症状が出てから薬を飲み始めるのに比べ、症状が軽く済むことが多いというデータがあります。特に鼻みず、くしゃみが強いタイプの人には効果的です。 |
鼻スプレー |
花粉症治療の効果が強く、副作用が少ないため、鼻づまりが強い人には、内服薬に加えて局所スプレーを併用します。 |
ふかざわクリニックの近くには多摩川、河川敷があるため、季節によってスギ、ヒノキ、ブタクサなどが原因となってアレルギーを引き起こす方が多く見られます。このような場合、発症時期の少し前から薬を服薬して頂くと、それ程ひどい状態にはならない様です。