高濃度ビタミンC点滴
高濃度ビタミンC点滴
■高濃度ビタミンC点滴(25000mg)について
高濃度ビタミンC点滴は1回にビタミンC25gを静脈より注射で直接注入します。
一般的に1日のビタミンC必要接種量は0.1gと言われています。
■エイジングケアとしての効能が期待出来ます
- 高い抗酸化作用 ビタミンCは活性酸素を無害化し、酸化させない力があります。
- コラーゲン合成 ビタミンCはコラーゲンを合成するのに必要な酵素の働きを助ける補酵素です。
当初、高濃度ビタミンC点滴はがん治療の一環としてアメリカで行われていました。
高濃度ビタミンC点滴療法は血管の静脈内に、大量の高濃度ビタミンC(25000mg)を点滴投与することにより、内側からの効果を生み出す点滴治療の一種です。
内服での摂取とは比べものにならない高濃度なビタミンCを摂取することにより、体内の血中濃度は急激に高まり、ウイルスや細菌に対する抵抗力の向上、風邪や感染症の予防など、様々な効果が期待できます。
また、老化の大きな原因と考えられている活性酸素を無毒化する「抗酸化作用」も得られます。この抗酸化作用は、免疫力の上昇、アトピーの改善、乾燥肌の改善、メラニン合成の抑制、コラーゲン(細胞と細胞を結び付ける働きをしているたんぱく質の一種)の生成促進、皮脂の分泌コントロールをもたらし、美容効果も期待できます。
ビタミンCは、体内では合成できませんので、定期的な継続療法で効果は持続します。
国内で入手出来る点滴用ビタミンC製剤には防腐剤が添加されています。
そのため国内では未承認ですが、当院で使用しているビタミン剤は米国FDA(アメリカ食品医薬品局)で承認されている防腐剤不使用のMcGUFF社ビタミンC点滴製剤を冷蔵空輸しております
■副作用について
ビタミンCは過剰に摂取しても尿として体外に排出されるため副作用はほとんどありませんが、この点滴により起こりうる副作用としては以下のようなものがあります。
- 眠気(ボーッとする)
- 口渇(のどの渇き)
- 点滴痛
- 頭痛
■高濃度ビタミンC点滴に適さない方
- G6PD欠損症(点滴実施前にG6PDスクリーニング検査を実施します)
- 重度の心不全
- 腎機能の低下、透析の必要となる可能性の高い方
- 血管が極端に細い方
■料金
高濃度ビタミンC 1回 ¥15,950(税込)
高濃度ビタミンC 5回 ¥68,750(税込)
G6PD検査 ¥6,600(税込)